不思議なデザイン⑤

こんにちは!野生動物&環境保護専攻の担任です🐼

学生のみなさんが校舎に来ることができない間に、
屋上ではこんな変化がありましたよ!
環境メンバーにも是非伝えたくて、写真を撮りました

みんなが植えていた木の実から、ちゃんと芽が出ました
私、この新芽の緑色が大好きなんです
このところ、雨もよく降るので、元気いっぱいに生長しているようです。
さらに、ハナダイコンも。

キレイな紫色にすっかり癒されました。
みんなにも直接見てほしいなぁ、早くみんなに会いたいなぁって思いました

 

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vol.
季節の効果音

 

今日はデザインと言っても、見た目のお話ではなく
「音」について。

私が、緑や田畑の多い郊外に住んでいるから
ということはさておき、
ここ数日の間に、日が暮れて暗くなるやいなや、
外から「ジーーーーーーーー」という虫の声が聞こえてくるようになりました。

この鳴き声の主は、クビキリギスという名前のバッタで、
キリギリスの仲間です。

彼らは、成虫の姿で冬を越し、
ちょうどこのくらいの時季になると目覚め、
4月から7月にかけて、気温が20℃前後と高い蒸し蒸しとした夜に
大きく響く声で延々と鳴きます。
超音波のようで、なんだか耳障り…しかもうるさい…
と感じる方も多いので、迷惑がられる虫でもあるのですが。

ただ、彼らが鳴き始めたということは、
これからますます様々な昆虫たちに出会えるようになるということ!

まずは、クビキリギスのように、
越冬していた虫たちがどこからか姿を現し始めます。
(虫好きの知人に「クビキリギスが鳴き始めましたね」と連絡したら、
「昨夜、我が家のヒラタクワガタが土から出てきました」と返信が!!)

さて、クビキリギスをはじめ、キリギリスの仲間たちは
どのように発声しているのでしょうか??

発音器官は外からは見えない、翅(ハネ)の裏側にあります。
左右で作りが異なる、ヤスリ器とコスリ器と言われる部分をこすりあわせて音を出します。
さらに翅の一部は、スピーカーの役割を果たす膜になっていて、共鳴させ音を大きくしています。

小さな体に様々な不思議なデザインがほどこされているからこその
鳴き声なんですね

ちなみに…
これから夏、秋と気になる鳴き声に出会った時に便利な本がこちら☟
私の愛読書のひとつです。


キャンプ実習のためにも、
今一度この本で、予習復習しておこうと思います

 

カテゴリー:ECO日記で学ぶ

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