こんにちは！野生動物＆環境保護専攻の担任です🐼

今日で９月もおしまい。
今年も残すところあと３ヶ月！…カレンダーの残りの枚数にビックリしてしまいました

先週「秋分」を過ぎましたね。
これから「冬至」までは、日々、日の出が遅くなり、日の入りが早くなっていきます。
つまり、昼が短く、夜が長くなるということ！

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉を聞いたことはありませんか？
残暑もお彼岸あたりで落ち着き、過ごしやすい気候に変わることを表しています。

日が短くなったなぁ…ちょっと涼しくなったなぁ…

そんなふうに季節の変わり目を体で感じながら、
「食欲の秋」を楽しむべく、旬の美味しい食べ物や、温かい料理で元気に過ごしていきましょう！

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vol.15　魅惑のヒゲ

さて。
後期直前の今日は、
みなさんに是非ともご覧いただきたい「魅惑のヒゲ」の持ち主を取り上げてみます。

ヒゲ…
ではなく、正しくは「触角」

昆虫たちには皆、感覚をつかさどる大切な器官
「触角」があります。

この触角も、種によって、形がいろいろ！！！
シンプルなものから、ユニークなものまで、ほんとにほんとに個性的。

比べだしたらキリが無いので、今日は、この夏に私が出会った昆虫の中から、
不思議だなぁと思う２種をご紹介。

①トンボ？…じゃない！！！

いかがですか？パッと見、小さなトンボかな？と思いきや…

！！！
なんだなんだ、このやたらと長い触角は？？？

さらによく見ると、頭と胸のあたりは何やら毛がふさふさ。
目も大きくて、顔周りだけ見るとチョウっぽくもある…

翅と腹部はトンボ？顔はチョウ？
何ともアベコベなこの昆虫の正体はオオツノトンボ

ツノトンボという名前ですが、トンボの仲間ではなく、カゲロウの仲間です。

②つけまつげ？？

こちらはコフキコガネ

普段は閉じている触角の先が、驚いた時や飛び立つ直前には、
こんなふうにパッと開くんです。
(驚かせてごめんね)

ちなみに、コフキコガネは、写真のとおり、
くりっとした大きな目がかわいらしく、愛嬌たっぷりのコガネムシです。
全身にうぶ毛のような金色の短い毛が生えていて、触るとツルツルではなく、まるでビロードのよう。

見た目も体のつくりも、どこまでも個性豊かな昆虫たち。
機能性重視なはずが、まるでオシャレに着飾っているかのようにも見えるデザインがいっぱいです。

後期の校外実習でも
環境専攻メンバーが、自然の中でたくさんの不思議なデザインに出会えるよう願っています

植物、動物、空、土、海、川、風。

季節の変化も肌でめいっぱい感じながら、不思議を見つけるアンテナを磨き続けましょう