不思議なデザイン⑫

こんにちは!野生動物&環境保護専攻の担任です🐼
ここ数日、とにかく暑いですね…
梅雨も明けそうで明けず、蒸し暑いったらないです

10日ほど前から、セミも鳴き始めました。
鳴き声、キャッチできていますか??
郊外ではアブラゼミやヒグラシ、
場所を問わず市街地でもかなり主張の激しいクマゼミ。

うるさーい!!!と言ってしまえばそれまでですが、
夏だからこそ聴ける声です
季節を楽しむ一つの要素にしてもらえたらいいなと思っています。

 

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vol.12 ソーセージ?フランクフルト?

 

屋上に現れたソーセージ!
これは一体なに???

この植物は「ガマ」と言います。
池や沼などの浅い水中に群生して生える植物です。
(その仲間のコガマかも知れません…もっとよく調べておきます!)

漢字で書くと「蒲」
愛知県内にはこの字を使った地名がありますよね!

 

そして、このソーセージの正体は、と言いますと「ガマの穂」

これは
花穂(かすい) = 穂のような形で咲く花
と呼ばれ、意外や意外、これも一つの花のあり方なんです。

※ススキやエノコログサ(ネコジャラシのこと)の穂の部分、あれも花穂ですよ!

 

そして、これから秋、冬になると、
ガマの花穂の中から大量の綿毛が飛び出します!!!
ソーセージの大爆発!!!!!
およそ10万個の種が詰まっているんだとか

古くから、葉や茎を編んでむしろ・すだれを作ったり、
花粉が生薬になったり、人々が利用してきた身近な植物です。

ソーセージができる水辺の植物 = ガマ
ぜひぜひ、覚えておきましょう

カテゴリー:ECO日記で学ぶ

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