こんにちは!野生動物&環境保護専攻の担任です🐼
昨日4月22日は「アースデイ(地球の日)」でした。
アメリカの上院議員により環境問題に関して呼び掛けられ、
1970年に開催された討論集会をきっかけに
全世界に広まったアースデイ。
今年は50年目の節目の年でした。
世の中は、まだまだ未知のウイルスに苦しめられる一方ですが、
こんな記事も読みました。
全世界で、ウイルスの感染拡大防止のために、
外出制限や生産活動の縮小・停止が行われているため、
一時的ではあっても、
大気汚染が少し改善された可能性があるということ。
私たちの生活と地球環境は、
本当に密に複雑にリンクしているんだなと改めて感じます。
「STAY HOME」「おうち時間」
これは単純に我慢なのではなく、
大切な人たちも自分も守ることだと、広く拡散されましたが、
ここにさらにプラスしておきましょう。
わたし地球にやさしくしてる!環境にもいいことしてる!
って。
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vol.4 春のグラデーションと赤い星(後篇)
つぼみはピンク → 花びらは白&おしべがピンク
と、知らず知らずのうちに優しいグラデーションを
春の景色の一部として楽しんでいたことに気付いたのが前回。
今回はその続き。
花びらが散った後に残るガクの部分に注目してみましょう。
オシベがたくさん付いていて
さらにガクは花びらよりもずっと濃い色をしています。
可愛らしい赤い星型★です。
つぼみはピンク → 花びらは白&おしべがピンク → ガクは赤
とこんな色の変化があるんですね。
そして、出番を待っていた新芽たちがあっという間に葉を広げ、
青々とした葉桜に変わっていきます。
このガクたち。
一部は実を付けるために枝に残り、
大半は根元から落っこちてしまいます。
たくさんのガクが地面に散り落ちた様子もまた風情があるとされ、
俳句では
「桜 しべ 降る」
という季語もあるほど
この頃、雨もよく降りますね…
二十四節季では今まさに「穀雨」のタイミング。
田畑の準備をしている頃に、それに合わせて春の雨が降るということ。
ただでさえ、家に居る時間が増え、外も雨だなんて憂鬱になりがちですが、
これはきっと恵みの雨
誰もが窮屈な思いをしたり、不安だらけで落ち着きませんが、
季節はちゃんと廻っています。
たまには、ふとそんなことを思い出して、
気分が軽くなれるようなブログを引き続き書いていこうと思います