名古屋ECOの卒業生たちは、全国の様々な場所で活躍しています。
卒業生たちは動物業界の現場でどのように働いているのでしょうか。
そして学生時代をどのように過ごしてきたのでしょうか。
卒業生たちの学生時代から現在のお仕事までの様子をうかがったインタビュー内容を、ほぼそのままの形でお届けする「【卒業生インタビュー】特集」。
今回は、おしゃれで清潔感あふれる雰囲気が魅力的なペットサロン・PET DESIGN。
ここでトリマーとして活躍している加藤さんの、学生時代から現在までの様子に迫っていきましょう!
卒業生情報
加藤さん
PET DESIGN
トリマー
ペットトリマー専攻 2019年卒業
<取材日程:2019/10/11、取材:名古屋ECO事務局(白谷)>
オープンキャンパスを機にトリマーになりたいと思った
――トリマーを目指したいと思うようになったきっかけは何ですか?
私は、高校3年生のぎりぎりまで進路が何も決まっていませんでした。
本当に何も夢も無くて、「どうしよう、どうしよう」と思っていた時に、私はワンちゃんを飼ってて、ワンちゃんが好きだなということに気付いたんです。
ワンちゃんに関してのお仕事はどうかなって考え始めて、いろいろ調べていくと、トリマーなどが見つかりました。
「トリマー、ハサミ使ってる、面白そう」ってちょっと興味がわいて、学校にも行ってみました。
(ECOの)沖田先生とお話した時に、すごいやりがいを感じられる仕事というのを聞いて、「ああ、やってみたいな」って思いまして、そこでトリマーを目指すことを決めましたね。
沖田先生の言葉があったから、やってみようと思いました。
――なぜ名古屋ECOに進学を決めたのですか?
動物が色々いっぱいいて楽しそうだなと思いました。
雰囲気とかもすごい良かったので、ここに決めました。
名古屋ECOで学んだこと全てが大事だと感じる
――「名古屋ECOのこういうところが良かったな」と思うところはありますか?
仕事を始めてから感じてることなんですけど、やっぱり学校で学んだこと全部が大事だったなと思います。
もう、本当に全部なんですよね。勉強のこととかも、ワンちゃんの体の部位とかライン、線とかもすごく大事です。
また、NCA(現:名古屋ECO)では挨拶が大事にされていましたが、それは今にもつながっています。
朝、スタッフさんとかに挨拶をするのは絶対大事ですし、コミュニケーションにもなるからです。
――中でも印象に残っている機会はありますか?
トリミングやっている時に「早くやれ」って言われていたことが、今でもずっと残っています。
実際に仕事を始めてから、改めて時間の大事さに気付きました。
普段お客さんが早くお迎えに来ちゃったりとかした時に、「ああ、やばいな」って思うことがあるんです。
NCAでも一般の方のワンちゃんをやらせていただいてたんですけど、今はもう一般のお客さんしか来ないということもあって、プレッシャーを感じます。
やっぱり時間が本当に大事だなと実感しています。
お客さんに喜んでいただけることがやりがい
――実際に働くなかで、大変だなと思うことはありますか?
時間と、あと商品をお客さんに説明できるぐらい覚えなきゃいけないことです。
私、本当に「まだまだだな」って思うことが多くて。
お客さんへの電話対応でも、「これ、置いてますか」って聞かれても最初の頃は何が置いてあるか分からず答えられなかったことがありました。
ちゃんと説明ができて、商品の名前も覚える必要があります。
――トリマーとしてどのようなやりがいを感じていますか?
ワンちゃんをカットしてお客さんにお返しする時に、「すごい、わあ、かわいい」って、すごい喜んでくれる方がいらっしゃるんです。
その時は「ああ、やって良かったな」とやりがいを感じますね。