名古屋ECOの卒業生たちは、全国の様々な場所で活躍しています。
卒業生たちは動物業界の現場でどのように働いているのでしょうか。
そして学生時代をどのように過ごしてきたのでしょうか。
卒業生たちの学生時代から現在のお仕事までの様子をうかがったインタビュー内容をお届けする「【卒業生インタビュー】特集」。
今回は「Dog salon POPOLUS」のオーナー/ペットトリマーとして活躍する卒業生を取材しました。
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卒業生情報
赤尾 さん
Dog salon POPOLUS
オーナー/ペットトリマー
ペットトリマー専攻 / 2009年卒業
<取材日程:2022/10/14、取材:名古屋ECO事務局(松本)>
お店をオープンしたきっかけ
「Dog salon POPOLUS」では、卒業生である赤尾さんがオーナーとして活躍しています。
今のお店をオープンする前は、わんちゃんと泊まれるペンションやドッグサロンなど、色々な場所で経験を積んできたという赤尾さん。
その中で、さまざまな経験をさせてもらえたといいます。
しかし、当時は忙しく、お客様との会話がなかなかできないことが気がかりだったそう。知識もまだ足りないと感じていました。
そこで、『さらに勉強して、お客様の相談にものれるような時間もつくりたい』という想いをきっかけに、2020年5月、今のお店をオープンしました。
赤尾さんのトリマーとしてのお仕事
「Dog salon POPOLUS」で働く赤尾さんの、トリマーとしてのお仕事の内容をご紹介します。
まずはお客様のわんちゃんをお預かりし、その日のわんちゃんの様子やカットの希望、前回のカットの感想をカウンセリングのような感じで、長めにお話しします。
続いて、流れは以下のよう。
爪切り ⇒ 足裏バリカン ⇒ ブラッシング ⇒ シャンプー ⇒ 保湿
⇒ ブロー ⇒ 耳掃除 ⇒ トイレ休憩 ⇒ カット ⇒ 写真撮影 ⇒ ふれあいタイム
「お預かり中の様子を、動画に撮って飼い主様に送っています。お預かり中は普段見えないところなので、喜んでいただけます」と赤尾さん。
カットが終わった後は、飼い主様がお迎えにきます。
その際にはその日の様子を伝え、気になることやいつもと違うことがあれば忘れずに伝えるのも、大切なお仕事のひとつです。
印象に残っている在学中のこと
NCA(現:名古屋ECO)に入って思ったことは、先生がそれぞれ違うということだそう。
「ペットサロンで働いている先生や、動物病院で働いている先生、ショーの先生など、さまざまいらっしゃった。
それぞれ先生の教え方・やり方は違いますが、それぞれのいいところを吸収できればいいなと思って授業を受けていました」。
納得いくまで、一生懸命しっかりと教えてくれたことが印象に残っているそうです。
今後目指していきたいこと
ペットトリマーはカットの技術だけでなく、コミュニケーション力や観察力も培っていかなければいけない仕事だといえます。
「ただの作業ではなく、今何を思っているかをしっかりと考えてあげられるような優しいトリマーさんが増えるといいなと思いますし、私もそうでありたいと思います。
Dog salon POPOLUSを、わんちゃんにとってもう1人の飼い主のような、もう1つの家のような場所にしていきたいです」
と、笑顔で今後の展望を語ってくれました。
高校生の皆さんにメッセージ
「学ぶ意志と一生懸命経験をすれば、トリマーになれます。
止(とど)まったら終わり、満足したら終わりなので、ハングリー精神で『もっとこうしなきゃ』という気持ちが大事です。
すぐ諦めちゃう子はもったいないなと思います。
できないことを恥ずかしいと思わない気持ちが大切です。みんな最初はできないので。」
と、エールを送ってくれました。
名古屋ECO動物海洋専門学校
入学事務局より