【卒業生インタビュー】富士サファリパーク/大井遥さん

 

名古屋ECOの卒業生たちは、全国の様々な場所で活躍しています。

卒業生たちは動物業界の現場でどのように働いているのでしょうか。

そして学生時代をどのように過ごしてきたのでしょうか。

卒業生たちの学生時代から現在のお仕事までの様子をうかがったインタビュー内容をお届けする「【卒業生インタビュー】特集」。

今回は静岡県にある「富士サファリパーク」で活躍する3人の卒業生を取材。

「富士サファリパーク」は、マイカーやバスに乗車したまま野生動物を間近で観察できる大迫力の「サファリゾーン」と、動物たちとふれあえる「ふれあいゾーン」がある、日本最大級のサファリパークです。

 

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卒業生情報

 

大井 さん

富士サファリパーク

ジャングルバスドライバー

動物園・動物飼育専攻 / 2019年卒業

<取材日程:2022/9/26、取材:名古屋ECO事務局(松本)>

夢が変わった瞬間

テレビや本、図鑑がきっかけで動物を好きになった大井さんは、いろいろな将来の夢がありましたが、動物の専門学校へ行き、動物園で働くというのが自分の中で現実的だと考えました。

独学には限界があると感じ、「学校で専門知識を学びたい」と思ったそう。

幅広く動物が好きだったため、動物園に研修も行けるNCA(現名古屋ECO)を選びました。

 

現在はジャングルバスドライバーとして活躍する大井さん。

猫や動物が好きで、動物がたくさんいるところに就職したかったといいます。

富士サファリパークで働き始めた際、ジャングルバスの運転手を見て「かっこいい!」と思ったそうです。

大井さんの夢が変わった瞬間でした。

 

 

自分自身の成長を感じるとき

お客様と話せるのがとても楽しいという大井さん。

新入社員のときはおどおどしてしまっていたそうですが、接客にも慣れてきて心に余裕がでてきたそう。

「ご丁寧にありがとうございます」と感謝されることが増え、自分の成長を感じられて、嬉しいと感じることが増えました。

きついと思うことはないそうですが、「お客様にもいろいろな方がいるので、臨機応変に接客するのは大変です。お客様ごとにどういう風に接客すればいいのかを考えてしています。

どの仕事もやりがいを持ってやれていますね」。

 

 

 

在学中、印象に残っていること

「研修は大事だなと思いました。飼育室があって、動物の世話するのですが、汚いものでも普通に触って処理します。

ですが、動物の世話だけでは働けません。実習に行って、お客さんもいる場所、現場で働くのも大事です。とにかく実践するのが大事です!」とのこと。

他には、「ふれあい動物園の実習が印象に残っています。

小さなお子さんへの注意の仕方を注意されたときは、難しいなと思いました。言葉遣いとか、そこで注意されていてよかったなと思います」と振り返ってくれました。

 

今後目指していきたいこと

「ドライバーとしては未熟なので、スキルを上げていきたいです」と大井さん。

盛り上げられるトークをしたり、リアルタイムで起こっている状態が何故そうなっているのかを実況できるようになれたりしたいそう。

スタッフが知識として知っていることも、お客様はわからず、難しく感じます。

それをいかにわかりやすくかみ砕いて伝えるか。そしていかにお客様が酔わないように安全に運転するか。そういったことに気を付けているそうです。

「とにかくお客様の安全を一番気にしています。ミラーでお客様の様子を見て、写真を撮ろうとしていたらゆっくり走るとか。

動物だけでなく、たくさんのところを見て走らないといけません。先読みしながら。動物も車も、お客様も見ながら運転をしています」と語ってくれました。

高校生の皆さんにメッセージ

動物だけじゃないということ。人がいてこそ、こういう仕事ができる。

「人との関わりが一番大事ですし、動物園に遊びに来ている人は一番は動物を見に来てくれるけど、動物を見せるためには、人が関わらなければいけません。

人と喋るのが一番大事だと思います!」と笑顔で話してくれました。

 

カテゴリー:卒業生

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