名古屋ECOの卒業生たちは、全国の様々な場所で活躍しています。
卒業生たちは動物業界の現場でどのように働いているのでしょうか。
そして学生時代をどのように過ごしてきたのでしょうか。
卒業生たちの学生時代から現在のお仕事までの様子をうかがったインタビュー内容をお届けする「【卒業生インタビュー】特集」。
今回は、2018年に日本訓練チャンピオン決定競技会(足跡追及の部)で優勝し、現在は「中濃警察犬・愛犬訓練所」を独立開業している岩政真理さんの様子に迫っていきます。
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卒業生情報
岩政真理 さん
中濃警察犬・愛犬訓練所
日本警察犬協会公認三等訓練士
ドッグトレーナー専攻 / 2012年卒業
<取材日程:2020/9/23、取材:名古屋ECO事務局(白谷)>
開業した訓練所で、パートナー犬と訓練を積み重ねていく日々
日本各地で毎日のように起きている事件・事故。
これらの解決には、警察官はもちろん、警察犬の活躍も関わっていることがあります。
警察犬訓練士は、警察犬として犬を訓練し、警察署が行う捜索などに協力していくことを通して、人々の生活を守るお仕事です。
そんな警察犬訓練士として、卒業生の岩政さんが活躍しています。
岩政さんは、ECO卒業後約8年間見習い訓練士として修行した後、2020年7月に訓練士として独立。
岐阜県関市に『中濃警察犬・愛犬訓練所』を開業しました。
パートナー犬のジーナ、プリンと日々訓練を積み重ねながら、警察署から要請を受けた際は一緒に出動し、捜索に協力します。
警察犬として優秀な子を育て、少しでも助けになれたら
「犬と一緒に仕事がしたい」との思いで警察犬訓練士を目指した岩政さん。
修行期間中は苦しいことも沢山ありましたが、それらを乗り越えながら、数々の競技会で記録を修め、地元の新聞紙にも取り上げられるまでになりました。
「警察署の方から、毎日のように行方不明者が出ていると聞きました。
_警察犬として優秀な子を育てて、何とか少しでも助けになれたら」と、今後の展望を語ります。
警察犬だけでなく、一般のご家庭のワンちゃんにも、預かり訓練や出張訓練をしたり、しつけ方教室を開いたりしています。
独立したことで見習い訓練士の時以上に責任を感じますが、その分お客様から直に反応がいただけることが嬉しいそうです。
「犬のしつけや訓練をしっかりすることによって防ぐことができる事故はいっぱいあると思います。人と犬がよりよく生活していけるような手助けができたら」と、岩政さん。
警察犬の訓練と家庭犬の訓練を、今後も両立していきたいと語ります。
警察犬訓練士を諦めずに続けてこれたのは、「好き」という気持ち
訓練士を目指していく道のりは、決して易しく簡単なものではありません。
そのようななかでも諦めずに続けてこられたのは、「朝から夜までずっと犬と一緒にいられることが幸せだったから」だと語ります。
「好き」だけではやっていけない、でも「好き」だからこそ続けてこられた。
岩政さんの力強い語りから、犬と一緒に仕事をすることを通して社会に貢献していきたいという強い意志がうかがえました。
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独立開業前の岩政真理さんの記事↓
【卒業生取材】(ドッグトレーナー専攻卒業)「岩政 真理さん」第69回日本訓練チャンピオン決定競技会(足跡追及の部)優勝!
名古屋ECO動物海洋専門学校
入学事務局より