皆さん、こんにちは
気付けば今年ももうすぐ終わりですね
毎朝、低血圧と戦う動物看護士専攻担当の近藤です
こーんな寒い中、外が暗くなるまで実習をしているのは・・・
動物看護士専攻の2年生です
というのは、後期から始まった外科手術演習という授業で手術実習をしているからなのです
最初の4週は90分間座学で手術について学び、5週目からは術前検査(血液検査・バイタルチェック)→歯石除去or去勢・避妊手術を180分間通しで行います
実際に獣医師の先生の指示を受けながら助手をしたり、器具を出したり、モニターを確認したり・・・
全部、動物看護士としての大切なお仕事なのです
みんな獣医師の先生の手元に釘付け
何とも言えない緊張感と、興味津々な学生たちの集中力に圧倒されました
この手術はワンちゃんの避妊手術なのですが・・・
獣医師の先生が子宮を摘出しやすいように、助手の学生が補助をしています(◎´∀`)ノ
その傍らでは、また別の助手の学生と外回りの学生が次に必要なものを用意しています
手術がスムーズに行われるかは、執刀する獣医師だけでなく、助手や外回りとして補助をする動物看護士がいかに効率良く動けるか、というところがポイントになってきます
そして、モニター管理の担当は、獣医師の指示に従って麻酔の濃度を調整したり、呼吸数・脈拍数など、動物が安全な状態で手術を受けているかを確認します
5分おきに細かくチェックしているんですよ(*^ー゚)bグッジョブ!!
ホワイトボードに記入して全員が把握出来る様にしています
そして手術は無事終了
ワンちゃんが麻酔から覚めて元の状態に戻るのを待ち、みんな安心した気持ちで授業を終えます
このように、手術には全員のチームワークが必要です
常に周りの動きを把握し、時には先を読んで行動しなければなりません
そして、動物はもちろん、スタッフ全員に対しての気配りと思いやりが大切です
そういったことを、出来るだけ現場に近い状態で体験して学んでいってほしいなぁと、陰ながら見守っておりました
今年は、ワンちゃんの歯石除去を2回、猫ちゃんの去勢手術を2回、ワンちゃんの避妊手術を1回、猫ちゃんの避妊手術を1回実施しました
1月は猫ちゃんの去勢手術を2回実施して今年度の実習は終了です
毎回新しい発見をして、どんどん力をつけていっている2年生
頼もしい限りです
そして、1年生の皆は今から本格的な実習に向けてドキドキ・わくわく
着々と経験を積んできているので、今後がもっと楽しみですね