こんにちは、こんばんは!
水族館アクアリスト専攻2年、佐藤です。
今日はアクア室から、ユニークな生態をしながらも、みなさんお馴染みのあの動物を紹介します!
それはこの子です!
カクレクマノミとセットのイメージが強めの、イソギンチャクです。
水族館やアクアショップでも目にすること、多いのではないでしょうか。
こんな見た目から植物と間違われてしまうこともあるこの子ですが、実はだいぶ原始的な生き物で、クラゲと同じ仲間なんです。
見た目が全然違うのに? と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、実はいくつか共通点があるのです。
ここで説明してしまうと別の記事ができてしまうので、ここまでにして。今回はクマノミとの関係をお伝えしたいと思います。
実はイソギンチャク、クマノミと助け合って生きている……わけではないんです。
イソギンチャクはクマノミからご飯のお零れを貰っているんだよ、なんて聞いたことがある方、いらっしゃいませんか?実は私も小さい頃はそう聞いていて、信じていました(笑)
実際、イソギンチャクは体内にいる植物プランクトンに光合成をしてもらい、そこから栄養を補給する種が多いので、クマノミからお零れを貰っているというわけではないんですね。
むしろ共生しているのは、そのプランクトンと、イソギンチャク。クマノミはイソギンチャクに居ついている……という状態になります。
さて、そんなイソギンチャクもクマノミも、名古屋ECOで見ることができます。
もし名古屋ECOに訪れることがあった際には、是非観察してみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました!