名古屋ECOの卒業生たちは、全国のさまざまな場所で活躍しています。
卒業生たちは動物業界の現場でどのように働いているのでしょうか。
そして学生時代をどのように過ごしてきたのでしょうか。
卒業生たちの学生時代から現在のお仕事までの様子をうかがったインタビュー内容をお届けする
「【卒業生インタビュー】特集」。
今回は「南知多ビーチランド」で活躍する卒業生を取材しました。
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卒業生情報
平野さん

南知多ビーチランド
ドルフィントレーナー専攻 / 2020年度卒業
<取材日程:2025/7/25、取材:名古屋ECO事務局(佐藤)>
今の仕事:南知多ビーチランドで働くドルフィントレーナー!
── 現在の仕事内容と、チームでの役割について教えてください。
南知多ビーチランドでドルフィントレーナーとして働いています。 現在は「主任補佐」と
いう立場で、チームリーダーのサポートや、後輩スタッフの指導・育成を任されています。
現場での業務は多岐にわたります。イルカたちの毎日の健康管理はもちろん、新しい種目や
動きを教える「行動形成」、そしてショーなどのイベント運営・改善も大切な仕事です。
自分自身のスキルアップを目指しつつ、チーム全体が良いパフォーマンスを発揮できるよ
う、後輩たちにアドバイスをすることも今の私の重要な役割です。

「お姉さんみたいになりたい」。その言葉が一番の原動力
── 多くの業務をこなす中で、一番のやりがいは何ですか?
お客様、そしてイルカたちとの「心の距離」が縮まったと感じる瞬間ですね。 ある時、シ
ョーを見てくれた5〜6歳の女の子が「お姉さんみたいになりたい!」と言って、その後も
何度も足を運んでくれるようになったんです。自分の姿が誰かの夢のきっかけになれたこと
が本当に嬉しくて、今の大きな励みになっています。

── イルカたちとの関係はいかがですか?
トレーニングは毎日が試行錯誤ですが、こちらの意図がイルカに「通じた!」と感じる瞬間
があるんです。 日々の積み重ねの中で、私のサインに対してイルカが迷わずに応えてくれ
たり、教えた動きができるようになったり。そういう小さな変化や成長を一番近くで見られ
ることが、トレーナーという仕事の醍醐味です。

「何を伝えたいか?」 MCの授業がショーを支えている
── ショーではマイクパフォーマンスも重要ですが、学校での学びは活きていますか?
すごく活きています! 特に**「MC(司会進行)」の授業**で学んだことは、今のショーの
土台になっています。 当時、講師の先生に言われたのが『何をお客様に伝えたいかを明確
にすること』、そして『抑揚やイントネーションで印象づけること』でした。
── 授業の教えを、今も実践されているんですね。
はい、今でもMCをするときは必ず意識しています。 ただ原稿を読むのではなく、お客様に
覚えてほしいポイントを強調して話すと、客席から「おぉ〜!」という反応がちゃんと返っ
てくるんです。授業で学んだことが、実際の現場でお客様の笑顔に繋がっていると実感して
います。

現場で痛感した、「動物行動学」の大切さ
── 逆に「もっと学生時代にやっておけばよかった」と思うことはありますか?
正直に言うと、「動物行動学」です。 学生の頃は「難しいな……」と思って苦手意識があ
ったのですが、現場に出るとこれが本当に重要で。イルカの今の気分や体調を知るには、行
動を読み取る力が不可欠なんです。 結局、入社してから先輩に教わりながら必死に勉強し
直しました。「なぜその行動をするのか?」という理由がわからないとトレーニングはでき
ないので、学生のうちにもっと深く学んでおくべきだったと反省しています。
また、お客様からはイルカ以外の生き物、例えば魚についての質問もよくいただきます。幅
広く知識を持っておくことも大切だと感じています。
高校生へのメッセージ:「苦手」よりも「好き」を信じて
── 最後に、高校生へメッセージをお願いします。
「人前で話すのが得意じゃない」と悩んでいる人がいたら、伝えたいことがあります。「大
丈夫、私もそうだったよ」と。 私自身、高校生の頃は人前に立つことが本当に苦手でし
た。でも、イルカや動物が「好き」という気持ちが強ければ、自然と一歩踏み出せます。
── 「好き」という気持ちが、苦手を乗り越える力になるんですね。
そうです。好きな動物を前にすると、「この子の魅力をどう伝えようかな?」と夢中で考え
るようになるので、自然と声が出るようになります。 動物の仕事は、技術以上に「好き」
という気持ちが大事な世界です。興味があるなら、ぜひいろいろな場所を見て、「ここで学
びたい!」と思える学校を探してみてください。応援しています!

これからのますますの活躍に期待しています。
https://www.nagoya-eco.ac.jp/course/dolphin_trainer.html





