【動物看護師専攻】国家試験受験に備えよう!!その③『マイクロチップ』

 

 

 

おはようございます

1月は、「国家試験受験に備えよう!」と題して・・・

「これは押さえておこう!!」という問題を少し紹介してきました。

本日は、『マイクロチップ』について触れていきましょう

皆さん、『マイクロチップ』は、ご存じですね?

マイクロチップを入れているよっていうワンちゃんが近くにいても、どんなものが挿入されているのか?知らない場合もあると思うので、形状や大きさをご紹介しますね。

こんなに小さいものなんですね。

約8~12mmです。

1円玉と比べるとこんな感じです

令和4年6月1日から、ブリーダーやペットショップ等で販売される犬や猫について、『マイクロチップの装着』義務化されました。つまり、ブリーダーやペットショップ等で購入した犬や猫にはマイクロチップが装着されており、飼い主になる際には、ご自身の情報に変更する必要があります(変更登録)。さらに、他者から犬や猫を譲り受けて、その犬や猫にご自身が獣医師に依頼してマイクロチップを装着』した場合には、ご自身の情報の登録が必要になります。

では・・・令和4年6月1日前から飼っているペットはどうしたらいいの???

不安になりますよね!

調べてみました!!

一方、法律の施行前から犬・猫を飼っている方は『マイクロチップの装着』義務はありませんが、飼っている犬・猫が迷子になった時や災害・盗難等で飼い主と離ればなれになった時等に『マイクロチップを装着』していると、読み込んだデータから飼い主が特定され、無事戻ってくるといったメリットがありますので、装着するよう努めることになります。つまり、(努力義務)とされています。

『義務』と『努力義務』、この違いもきちんと正しい情報を整理しておく必要がありますね。

さて、なぜ、愛玩動物看護師試験の内容で、『マイクロチップ』に関しての内容をご紹介したかと言うと・・・

多くのペット、動物に関わる動物看護師は、その動物や飼い主様が関わる法律の改正やその内容を正しく理解しておく必要があります。

国家資格化となった、愛玩動物看護師は、業務独占として、『獣医師の指示の下に行うマイクロチップ挿入』というものが業務として示されていることもあり、正しく理解しておくことが必要です。

また、愛玩動物看護師試験においても、こういった法律の改正などの内容が問われることもあるある・・・・なのです。

というわけで、共有させていただきました

では・・・愛玩動物看護師試験ではどんな内容で問題となり得るのか?

ご紹介しますね。

 Q.1 写真で、猫に対して実施している検査の目的はどれか。

①放射線量の測定

②マイクロチップの確認

③体温の測定

④脈拍の測定

⑤真菌の検出

 

ここで、まず問われているのは、様々な測定方法を正しく理解できているか?ということです。

実際に、この問題の解答は②ですが、

『マイクロチップの確認』というものがどのようなものか知っていればこちらの問題はあっという間に正しい選択肢を選ぶことができるわけです。

マイクロチップの読み取り確認には、専用の読み取り機が必要です。

どのようなものがあるのか、知っておくことが重要になりますね。

他にも様々な形態のものがあるようです。

こちらのワンちゃんも『マイクロチップ』の確認をしてもらっているようです。

それでは、『マイクロチップ』の挿入はどのように行われるのでしょうか?

このような挿入器で行われます。

 

次に、マイクロチップの登録番号はぜんぶで15桁

15桁の数字で個体識別がされるようにできている番号です。

犬猫が一般的ではありますが、牛・馬・豚・ペットなどそれぞれに番号が割り当てられているんですよ。

では、ここで問題です!!

マイクロチップを装着可能な時期は???

犬・・・生後     週齢 /猫・・・生後    週齢

②交換の必要性はある?なし?

あり or なし

マイクロチップ装着後、X線検査、CT撮影は可能か?

可能 or 不可能

 

では、答え合わせです。

①マイクロチップ装着が可能な時期は、

犬:生後2週齢

猫:生後4週齢

②交換の必要性は、1度装着したらその後は特に必要ありません。

マイクロチップ装着後、X線検査、CT撮影は可能です。

 

皆さん、ばっちりでしたか???

『マイクロチップ』に関してのお話は、おしまいです

それでは、引き続き、試験対策に必要な知識を整理していきましょう

カテゴリー:ECO日記で学ぶ / 動物看護師専攻

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