【卒業生インタビュー】あいち犬猫医療センター/平野さん

 

卒業生たちは動物業界の現場でどのように働いているのでしょうか。

そして学生時代をどのように過ごしてきたのでしょうか。

卒業生たちの学生時代から現在のお仕事までの様子をうかがったインタビュー内容をお届けする「【卒業生インタビュー】特集」。

今回は愛知県安城市にある「あいち犬猫医療センター」で活躍する3人の卒業生を取材。

「あいち犬猫医療センター」は、一次診療から高度医療、夜間・救急などにも対応し、年中無休、24時間体制で診療を行う犬猫専門の総合動物病院です。

 

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卒業生取材

平野 さん

あいち犬猫医療センター

動物看護師

動物看護師専攻 / 2016年卒業

 

<取材日程:2020/10/9、取材:名古屋ECO事務局(松本)>

 

 

動物がいるのが当たり前の生活

最初は獣医師になりたいと思っていた平野さん。漫画で動物看護師という仕事を知り、目指すようになりました。

生まれたときから家で猫や犬をずっと飼っており、動物がいるのが当たり前の生活を送っていたそう。

しかし物心ついたころ、飼っていた犬が死んでしまったことをきっかけに、「自分に何かやってあげられることがあれば…。もっと自分に知識があれば助けてあげられたのでは…」という気持ちを持ったそうです。

当時はまだ、なんで死んでしまったのかもわかりませんでした。

 

 

NCA(現:名古屋ECO)を卒業し、動物看護師の夢を叶えた平野さん。働いているときに気を付けていることがあるそうです。

例えば、夜間診療にも対応している同院では、夜間には先生と一対一で業務を行います。

「先生に合わせた対応も、自分なりに決めています。先生の利き手やクセなどを覚えて、スムーズに処置できるように気を付けています。

_入院管理をしながらも、先生が外来で対応している子の対応もすぐフォローしています」。

業務のひとつひとつが大変で責任のある仕事のため、しっかりと周りを見て動いているそうです。

 

 

「病気だった子や入院当初は危ない状態だった子が、治って飼い主さんと帰っていくのを見ると嬉しいです。

_また、初診で名前もわからない状態で急患(事故など)の対応をするのも大変ですが、治るとやっぱり嬉しいですね」。と平野さんは言います。

 

在学時、印象に残っていること

在学時で印象に残っていることも、お話しいただきました。

「保護猫プロジェクトで、子猫から里親に出すまで、みんなで育てたことが印象に残っています。

_猫が急に体調が悪くなったときは大変でした。ある意味動物病院と似たような環境を経験できたのかなと、今になっては思います。

_また、授業の一環として手術の立ち会い・助手がありましたが、緊張して手が震えて何もできなかったことだけはとにかく覚えています」。

 

 

平野さんの動物看護師としてのこれからの目標は

手術助手にもっと入り、スムーズな器具出しをできるようにしたり、

流れや手順を勉強したりしたいと話してくださった平野さん。

まだまだ目標をもって仕事に取り組む姿勢が、患者さん・飼い主様からの信頼に繋がっているのだと感じました。

 

 

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カテゴリー:卒業生

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