名古屋ECOの卒業生たちは、全国の様々な場所で活躍しています。
卒業生たちは動物業界の現場でどのように働いているのでしょうか。
そして学生時代をどのように過ごしてきたのでしょうか。
卒業生たちの学生時代から現在のお仕事までの様子をうかがったインタビュー内容をお届けする「【卒業生インタビュー】特集」。
今回は愛知県安城市にある「あいち犬猫医療センター」で活躍する3人の卒業生を取材。
「あいち犬猫医療センター」は、一次診療から高度医療、夜間・救急などにも対応し、年中無休、24時間体制で診療を行う犬猫専門の総合動物病院です。
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卒業生情報
丹羽 さん
あいち犬猫医療センター
動物看護師
動物看護師専攻 / 2013年卒業
<取材日程:2020/10/9、取材:名古屋ECO事務局(松本)>
医療関係の仕事に興味があり、動物看護師という職業を発見
家で犬を飼うまで動物が苦手だったという丹羽さん。
動物に関わる仕事に興味がわいたのは、ご両親が犬を飼い始めた中学生のときがきっかけとのこと。
仕事について自分で調べてみると「動物看護師」という職業を発見しました。
当時、医療にも興味があったため、動物看護師という職業を目指そうと思ったそうです。
一度は就職も考えたそうですが、専門学校に行ってちゃんと勉強しようと思い、学校を探して
NCA(現:名古屋ECO)と出会いました。それから早速、体験授業を受けたそうです。
卒業してから丹羽さんが働く場所として選んだのは、「あいち犬猫医療センター」。
「ペットがここでお世話になっていたということもありますが、個人病院より大きく、手術もたくさんしているとのことで、症例がたくさん知れるというのに魅力を感じました」と丹羽さん。
動物看護師としての気付き
動物看護師としての仕事内容は、獣医師の補助、入院看護などがメイン。
現在は少しずつ体制にも変化があり、受付業務も含めて看護師が対応できるように変わってきているということです。
保定、排泄や清掃、バイタルチェック、そして食事管理などの入院管理をしていますが、様々な症例の患者さんが受診されるため、華々しい部分だけではないんだなと感じたそうです。
もともとは人見知りで人と話すのが苦手だったという丹羽さんですが、
在学時のイベントや授業での経験で人見知りを克服したそうです。
例えば、『ペット博』で来場者が連れてきたペットの健康をチェックする機会があり、知らない飼い主さんとわんちゃんを通してお話しすることができたそう。
「他にも、アニマルセラピーの授業で犬を連れて老人ホームなどをまわり、動物を通していろんな人と関われたのですごくよかったなと思います」。
また、これまでに体験して嬉しかったことの1つとして、
「外を歩いていたら、退院した子の飼い主様に名前を呼ばれて話しかけてもらえたこと」を挙げました。
「動物看護師は、動物とだけではなく人ともかかわる場面がとても多いんです」。
手術助手に入ることも多いという丹羽さんは言います。
「さまざまな症例の患者さんがいらっしゃいますし、手術の件数も他の病院に比べて多いと思います。今後も、手術に携われるように知識をつけていきたいし、勉強は続けていかないといけないなと思いますね」。
日々学び続けるその姿勢が、動物看護師としての信頼に繋がっているのだと感じました。
高校生の皆さんにメッセージ
「今できる勉強をしっかりやっておきましょう!
_動物が好きだからと動物に関わるお仕事を目指す人も多いですが、人と関わる場面もとても多いので、
_知らない人と関わる機会があれば、ぜひ参加してみてください!」
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