名古屋ECOの卒業生たちは、全国の様々な場所で活躍しています。
卒業生たちは動物業界の現場でどのように働いているのでしょうか。
そして学生時代をどのように過ごしてきたのでしょうか。
卒業生たちの学生時代から現在のお仕事までの様子をうかがったインタビュー内容を、ほぼそのままの形でお届けする「【卒業生インタビュー】特集」。
今回は、ワンちゃんと飼い主様が一緒に宿泊し遊ぶことができる、伊豆高原わんわんパラダイスホテル。
ここで活躍している竹内さんの、学生時代から現在までの様子に迫っていきましょう!
卒業生情報
竹内さん
伊豆高原わんわんパラダイスホテル
フロント・料飲担当
動物園・動物飼育専攻 2019年卒業
<取材日程:2019/10/16、取材:名古屋ECO事務局(白谷)>
色々な動物について知りたいと思い名古屋ECOへ
――動物業界で働きたいなと本格的に思い始めたのは、いつ頃からでしたか?
高校3年生あたりの、本当に進路を決めるときでしたね。
高校が園芸科で植物について勉強していましたが、「動物もいきたいな」って思ったのがきっかけですね。
――そのなかで何故動物飼育の専攻に進学を決めたのですか?
調べていたらこの学校が見つかってオープンキャンパスに行ったら、楽しいなと思いました。
他にもペット系の学校も見ましたが、ワンちゃん限定というよりは、動物の多くを知りたいなと思い、ここに決めました。
多様な施設に研修に行って視野が広がった
ーー名古屋ECOで学んでいくなかで、印象に残っている機会などはありますか?
研修です。
動物園、サファリパークなど、(様々な動物施設に)一通り行き、視野が広がりました。
――学ぶなかで、「こういう所が成長したな、身についたな」と感じることはありますか?
飼育当番が大きかったです。
最初は知識ゼロだったのですが、色々な動物の基本的な飼育の仕方だったり、何かあったときの対処法だったりを色々学べました。
また当たり前のことですが、チームでの「報連相」もすごく大事だなと思いました。
――就職先として、ここを選ばれた理由は何ですか?
他の色々な研修先に行ったり、上の人から話を聞いたりするなかで、「自分は将来続いているのかな」と、なかなかしっくりこなくて悩んでいました。
そんな時に、確か先生からここをお勧めされたんです。「動物と関わる機会は他のところよりは少ないけど、こういうところもあるよ」みたいに言われて、とりあえず(研修に)行こうってなりました。
実際に来たら、すごく良かったんです、ここが。
まず最初に思ったのが、周りの人がすごい良い人ということです。
それにワンちゃんもいますし、すごい楽しかったっていう印象が強かったので、ここに決めました。
お客さんとワンちゃん両方に満足していただけると嬉しい
――現在どのようなお仕事をされていますか?
フロントと料飲を担当しています。
フロントは、チェックイン、チェックアウトの対応をしたり、館内を見回りしたり、お客様対応などをしたりします。
料飲は、朝食・夕食の準備をしたり、ご飯を出したりしています。ワンちゃんのご飯もあげます。
――こちらで実際に働くなかで感じたお仕事のやりがいや、あるいは大変さなどがありましたら教えてください。
やりがいはやっぱり、お客さんに満足していただけた時に感じます。
チェックアウトとかしているときに「すごく良かったです」とか「○○が良かったです」みたいなお話を聴けた時は、「やってて良かったな」って思いますね。
人だけじゃなくて、「ワンちゃんも楽しんでいました」といった言葉も嬉しいです。
一方で、接客業なのでマニュアルとかはないので、お客さん一人一人によって対応が違ってくるところが大変ですね。
「お客さんが何を考えてるのか」とか「何を欲しがってるのか」とか、そういうことを察して自分から行けるようになるのが大変です。
――ワンちゃんに対しても、そのような難しさはありますか?
そうですね。
緊張しててトイレができなかったり、他のワンちゃんを見て吠えちゃったりっていうワンちゃんもいます。
そういったワンちゃんに対して、飼い主さんにアドバイスをすることを、今頑張っています。
――大変なところでもあり、今後の目標でもあるということですね。
そうですね。
――名古屋ECOで学んだことが現在、「こういう場面で役立っているな」と思うことはありますか?
当たり前なんですけど、「報連相」ですね。
全員に分かりやすく伝えたり、報告したりしなきゃいけないので、そこは役立っていると思います。