降る?降りる?

こんにちは!野生動物&環境保護専攻の担任です🐼
毎日の気温の変化が大きくなってきましたね…
季節の移り変わりを感じます!

名古屋は今日明日、またぐっと冷え込む予報で、
雪だるまのマークもちらっと表示されていました
そろそろこの冬最後の雪になってもおかしくないかも…
それはそれで、なんだか少し寂しかったり…

とにもかくにも、急な気温差には、体がとても疲れてしまっているはずですので、
しっかり養生して、免疫力を高めていきましょうね!!!

 

 

 

さて。
みなさん、こんな光景、見たことありませんか?

 

ぐっと冷え込んだ、ある日の早朝、ランニングをしていた時に、
空地の片隅の雑草に目をやると、こんなふうに葉が白くなっていました。

そうです。
「霜が降りる」とはこのこと。

霜は降りる(おりる)もの…
雪とは違って降る(ふる)わけではありません。

霜(しも)とは…
空気中の水蒸気が0℃以下に冷えた物体にくっつくなどして、
急激に冷やされ氷の粒になったもの
なんです❄❄❄

 

そして、霜が降りやすい条件として、

・気温が4℃以下(この場合は地面付近は0℃以下になっている可能性大)
・風が無い
・雲が無い

というのが一般的。

また、日中、太陽から熱を得た地面は、
夜になるとその熱を外に逃がします(=放射冷却)。

 

つまり、気温が低く、風も雲も無い夜、
放射冷却によって地面がどんどん冷たくなり…

翌朝には、こんなふうに「霜が降りている」というわけなのです。

 

霜は、農作物に、深刻な被害をもたらすものでもあって、
あまりのんきなことも言っていられませんが、
「今朝は冷えるなぁ
なんて日には、家や車の窓ガラス、お庭の植物や道端の草花に目を向けてみてください。

そして、霜が降りていたならば、
思い切って至近距離で見てみましょう!
ルーペがあれば尚よし!
神秘的な結晶が見られるかも…ですよ

カテゴリー:ECO日記で学ぶ / その他

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