こんにちは
ドッグトレーナー専攻 担任の田口です
とっても寒くて雪が降るんじゃないか???と思うほどです
あ、それは言い過ぎましたね・・・(笑)
今日は、先日行われた『聴導犬の訓練』の様子をレポートします
ドッグトレーナー専攻では、1年生の後期から『介助犬の訓練』『聴導犬の訓練』を行います
今年の1年生も、後期からスタートしました
先日は、校外に出て実地訓練を勉強しました
聴導犬の訓練で大切なことの中に、『日常』に慣れさせること、というのがあります
私たちが生活する『日常』、どんな意味を持つのでしょうか?
想像してみてください
音があるよね?
会社員、工事現場で働く人、ケガで松葉杖をしている人、公園でスケボーをする人、川で釣りをしている人などいろいろな人が居るよね?
様々な建物があって、車や歩行者などが行き交う道路があるね?
そうした全てのものが『日常』になるのです。
初めて社会に出た犬たちは初めは『日常』に戸惑うでしょう・・・
しかし、そうした様々な『日常』に慣れ、そんな誘惑に負けず、聴導犬としてユーザーさんを助ける任務を全うすることを求められます。
そのために、学生達は公園で『日常』を演出しました。
協力してくれた聴導犬の候補犬たち・・・
ゴールデンドゥードゥル(ゴールデンレトリーバー×プードル)
テリア×ビーグル?
みんな知っていましたか?
この聴導犬たちは、愛知県やその他の都道府県の動物保護管理センターからやってきた犬たちなんですよ
みんなかわいいですね
まずは、学校を出て公園に向かいました
病人役の人がいたり・・・
工事現場で頑張っているおにいちゃん役、釣り人役の人がいたり・・・
車道を渡るときには必ず座らせて、座ったらほめてあげることも忘れずに
公園で間隔をあけて人が立ちます。
その間をトレーナーさんと犬が通ります。
人の間を通るときは必ず人が先に通ります。
きちんとできたら、ほめてあげましょう。
そして『日常』にいる様々な人に出会います。
公園でスケボーしている人も。
釣り人に遭遇することも???
そのときに犬たちの反応を見ます。
いろいろな人たちの手からおやつを与えて「大丈夫だよ」と伝えます。
このように落ち着いて振舞える犬たちをトレーニングしていきます
そこで犬たちがどのように振舞うのか・・・
トレーナーとしてどう犬の反応に対応するのか・・・
勉強になりましたね。
これから、様々な訓練をするためにどんどん生かして行きましょう
ドッグトレーナーのみんな、これからだよ~
頑張っていきましょう